■主力機を出動した遠洋訓練
海軍の公表した写真によると、戦闘機「殲-11B」と爆撃機「轟-6」が訓練に参加した。
張氏によると、殲-11Bと轟-6は中国海軍航空隊の主力機だ。殲-11Bは国産第3世代半の戦闘機であり、轟-6は戦略爆撃と対海攻撃・対艦任務を担うことができる。両機種が編隊を組むと、轟-6は海上目標に対する突撃・爆撃任務を主に担い、殲-11Bは空中での優勢を確保し、偵察・早期警戒任務を担うとともに、轟-6を援護する。
両機種による合同作戦にはいくつか難点がある。殲-11Bは飛行速度が速いが、轟-6は搭載する武器が多く、飛行速度が比較的遅いため、殲-11Bによる轟-6の援護は困難であり、たゆまぬ訓練を通じて合同作戦の戦法を完全なものにする必要がある。
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