海軍航空隊機が10日午前、バシー海峡以東の西太平洋海空域で、海軍遠洋巡航艦隊と合同訓練を行った。軍事専門家の張軍社氏は取材に「中国海軍の遠洋訓練はすでに常態化を実現した。これは中国海軍の戦闘能力の向上において非常に大きな促進的役割を果たしている」と表明した。人民網が伝えた。
■難度が高い艦艇と航空機の合同作戦訓練
今回海軍が西太平洋で艦艇と航空機の合同作戦訓練を実施したことは注目に値する。張氏は「艦艇と航空機の合同訓練は難度が高く、海軍航空隊または艦隊のみによる遠洋訓練とは異なる。第1に、航空隊自体に高い飛行技術が要求される。第2に、高い指揮・制御能力、通信能力が要求される」と指摘した。
張氏によると、今回海軍航空隊と艦隊は海空合同対海突撃作戦、艦艇の誘導による航空機の対水面目標攻撃、艦艇・航空機合同防空作戦などの戦術合同演習を行った。
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