李克強総理が長江客船転覆現場で救援作業を指揮
重慶東方輪船公司の乗客乗員458人を乗せた大型客船が1日夜、長江で竜巻に遭い転覆した。党中央、国務院はこのことを大きく重視し、2日朝に李克強総理が習近平総書記を代表して転覆現場に急行し、救援と対応処置を指揮した。
武漢で飛行機から降りた李総理は車で200キロ以上の道のりを急行し、監利県の客船転覆現場に入った。監利県埠頭に到着した李総理は小雨の中、泥で湿った道路を歩いて指揮船に乗り込み、転覆現場の川面に向かった。李総理は船上で長江航道管理局などの部門の報告を聞き、続く救援作業のプランを検討した。李総理は、人命は天よりも大きく、現在最もカギとなる最も重要なことは行方不明者の捜索・救助だと述べ、1分間でも貴重な時間でおろそかに出来ず、万策を尽くして最大の努力をし、救助可能な全てのプランや措置を諦めてはならないと繰り返し強調した。
6月2日午後、李克強総理は湖北省監利県人民病院を訪れ、客船転覆の負傷者を見舞った。李総理は病院の医療関係者を慰問し、感謝の意を表した。
2日夜、李克強総理は湖北省監利県で夜を徹して会議を行い、客船転覆の今後の救援作業について指示を行った。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月3日
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