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中国初のMERS患者、容体悪化

広東省衛生・計画出産委員会は1日、中国初の中東呼吸症候群(MERS)感染者は発熱とともに胸膜滲出液が増加し、容体は悪化しているが生命徴候( バイタルサイン)は安定していると発表した。患者と密接接触した67人を把握したものの、依然10人が把握できていない。新華網が伝えた。

同省は引き続き密接接触者の捜索と隔離検査に全力をあげる。1日に新たに見つかった密接接触者3人を含めると、現在までに全省内で把握できている密接接触者は67人に上り、いずれも集中隔離検査を行った結果感染は確認されていない。なお、広州市から香港までの永東直通バスに乗車していた乗客10人の情報が依然把握できていない。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年6月2日

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