天津自由貿易試験区がこのほど開催した「第1回中国(天津)自動車並行輸入フォーラム」において、天津自由貿易区での自動車の並行輸入試行が6月に正式にスタートすることが明らかになった。体制の革新を通じて、導入や普及が可能な経験を積み、仕入販売、アフターサービス、金融保険、保管物流が一体化した自動車輸入産業チェーンモデルを構築・完備する計画。人民網が伝えた。
天津は、自動車の並行輸入業務を展開することで、全プロセスでトレース可能な市場モニタリング・管理システムを確立し、政府各部門によるモニタリング・管理業務を、自動車輸入、国内販売、アフターサービスなどすべての経営活動に組み込む方針だ。経営主体の規模と経営方式にもとづき、試行プラットフォームと試行企業は、2種類のモデルに分類される。市場化運営に際立った実力を備え、消費者の合法的権益を保護し、試行対象基準を満たす各種所有制企業は軒並み、試行が認められる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年5月31日 |