中国商務部(省)の沈丹陽報道官が、15日開催された定例記者会見で明らかにしたところによると、2015年1~4月、中国の対外投資は前年同期比36.1%増加した。そのうち、対EU投資の増加率が最も高く、487%に達した。中国経済網が伝えた。
1~4月、中国の国内投資家は世界146カ国・地域にある2884社の海外企業に対して直接投資を行い、非金融類の投資額は前年同期比36.1%増の累計2143億7千万元(1元は約20円)に達した。
EU、ASEAN、中国香港、米国に対する中国大陸部からの投資額の増加は著しく、対EUは487%、対ASEANは62%、対香港は52%、対米は33.5%それぞれ増加した。これに対し、対オーストラリアは65%、対日本は14.2%、対ロシアは4.5%それぞれ低下した。香港、ASEAN、EU、オーストラリア、米国、ロシア、日本の7主要エコノミーに対する中国大陸部からの投資額は272億9千万ドルに達し、同時期の中国からの対外直接投資総額の78%を占めた。
同時期、中国の対外請負工事の売上は、前年同期比15%増の2565億4千万元。また、新規契約額は同29.6%増の3479億4千万元。(編集JZ)
「人民網日本語版」2015年5月31日 |