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広東で初のMERS感染疑い例

広東省衛生計画出産委員会は27日、広東省で、海外から入って来たと見られるMERS(中東呼吸器症候群)の初めての疑い例が報告されたことを明らかにした。人民網が報じた。

WHO(世界保健機関)は27日午後10時、韓国でMERSと確定診断された患者に緊密に接触した人物が、香港経由で広東省恵州市から中国に入り、発熱の症状を呈していると発表した。広東省衛生計画出産委員会は、WHOの通達を受け、ただちに恵州市に綿密な調査を進めるよう求めた。恵州市衛生計画出産部門は28日午前2時、この韓国人男性を指定病院に送り、隔離治療・経過観察を行った。この韓国人男性は、発熱しているという。調査の結果、MERS確定患者に緊密に接触した人は35人に上ることが判明したが、今のところ異常は見られていない。

広東省衛生計画出産委員会は29日午前1時、専門家チームを立ち上げ、現場に向かわせた。専門家チームはただちに感染症の検査に着手、夜を徹してサンプリングなどの検査作業を進めた。サンプルは28日午前、省疾病コントロールセンターに送られた。

感染の疑いが持たれたこの韓国人男性は、MERS感染者に密接に接触したひとりという。今月21日に体調を崩し、25日の時点で体温は38.7℃まで上がった。26日午後12時50分、OZ723便で香港に到着、深セン沙頭角口岸を通じて恵州に到着した。

【豆知識】

中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年にサウジアラビアのジェッタで初めて確認されたウイルス性の感染症で、その後、欧州、アフリカ、アジア、米国の20カ国・地域で続々と住民や医療関係者への感染が拡大した。MERSは、2003年にパンデミックが起きたSARSと同じ種類のウイルスに属し、SARSほどの感染力はないが、致死率はSARSより高い。これまでに発表された、ウイルス学・臨床事例・感染症学の関連資料によると、MERSを引き起こすコロナウイルスは、人から人に感染する可能性をある程度備えているが、同ウイルスが人から人へ持続的に感染するという証拠は存在しない。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月29日

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