軍事力の建設措置
思想政治建設を強化する。終始一貫、思想政治建設を軍隊の諸建設の首位に置き、新しい情勢下での軍隊の政治活動を強化、改善し、社会主義の核心的価値観を発揚し実践し、現代の革命軍人の核心的価値観を引き続き育成し、栄えある伝統と優れた作風を発揚し、軍隊に対する党の絶対的指導など一連の根本原則と制度を堅持し、各級の党組織の創造力、凝集力、戦闘力を強化し、魂のある、能力のある、気骨のある、人徳のある新世代の革命軍人の育成に力を入れ、軍隊がいかなる時、いかなる状況下でも党中央、中央軍事委員会の指揮に断固として従い、人民軍隊の性質と根本理念を永遠に保つことを保障する。 現代的な後方勤務の構築を推し進める。後方勤務の政策・制度と後方勤務の保障力の改革を深化し、戦略的後方勤務の布陣を最適化し、保障のモデルを革新し、新型の保障手段を発展させ、軍備物資の備蓄を充実させ、後方勤務情報システムを統合建設し、法規基準体系を整備し、供給保障を念入りに組織し、現代化戦争に勝利することを保障する後方勤務、部隊の現代化建設に奉仕する後方勤務、情報化へモデルチェンジした後方勤務を建設する。 先進的兵器・装備を発展させる。情報主導、システム建設を堅持し、自主的革新と持続的発展を堅持し、統一的計画と重点を突出させることを堅持し、兵器・装備のグレードアップを加速し、情報化戦争に適応し使命の要請を履行する兵器・装備のシステムを構築する。 新しいタイプの軍事人材の育成をしっかりと行う。人材戦略プロジェクトの実施に力を入れ、軍事人的資源の制度を整備し、軍隊の学院・大学の改革を深化し、軍隊の学院・大学の教育、部隊の訓練・実践、軍事職業教育の三位一体の新しいタイプの軍事人材育成のシステムを充実させ、より多くの優れた人材を吸収し、情報化戦争の需要に適った人材陣を養成する。 法によって軍隊を治め、軍隊を厳しく管理することを深く掘り下げて推進する。軍隊の革命化・現代化・正規化建設の全面的な強化に着目し、法によって軍隊を治める理論と実践を刷新、発展させ、完全な中国の特色ある軍事法治体系を構築し、国防と軍隊建設の法治化レベルを高める。 軍事理論の刷新を推し進める。あくまで党の革新理論を導きとし、作戦問題の研究を強化し、現代の戦争で勝ちを制するメカニズムを深く模索し、機動的で柔軟な戦略・戦術を生み出し、新しい情勢下での軍隊建設の理論を発展させ、将来の戦争に勝利することにふさわしい先進的な軍事理論システムを形成する。 戦略的管理を強化する。軍事委員会総部の指導機関の職能配置と機構設置を最適化し、各軍・兵種の指導管理体制を完全なものにし、需要が計画を牽引し、計画が資源配置を主導することを堅持する。計画と編制の統一的協調を強化し、計画と編制のシステムを健全化し、計画と管理の作業メカニズムを構築する。戦略的資源に対する統一的な監督・管理を強化し、重大プロジェクト実施過程の監督管理とリスクコントロールを強化する。戦略評価メカニズムを健全に整備し、評価システムと付属の基準・規範を確立し健全にする。
軍民の融合が深く発展する
軍隊と人民の結合、軍隊を人民の中に宿らせる方針を貫徹し、軍民融合式の発展を深く推進し、融合のメカニズムを絶えず完全なものにし、融合の形式を豊かにし、融合の範囲を広げ、融合のレベルを高め、要素がそろって、分野が多く、効果が高い、軍民融合が深く発展する枠組みの形成に力を入れる。 重点建設分野における軍民融合式の発展を加速する。政策サポートの力を強め、基礎的分野、重点技術分野、主要業種の基準の軍民通用を全面的に推進し、国家教育システムに依託して軍の人材を育成することを模索、整備し、国防工業システムに依託して兵器・装備を発展させ、社会保障システムに依託して後方勤務社会化保障の方法とルートを推進する。軍隊と人民がインフラを共同建設し共用することを広く展開し、海洋・宇宙・空域・測量製図・ナビゲート・気象・周波数スペクトルなどの資源に対する軍隊と地方の合理的開発と協力使用を推進し、軍隊と地方の資源の相互交換・相互補完と相互使用を促進する。 軍隊と地方が統一的に計画し建設し運行するパターンをより完全なものにする。国家レベルで軍民融合発展の統一的指導、軍と地方の協調、需要と供給の結合、資源共有のメカニズムを確立し、軍と地方の関係部門の管理職責を健全にし、軍民通用基準体系を完全なものにし、政府投入、税収インセンティブ、金融サポートの政策システムを模索、構築し、軍隊と地方が統一的に計画し建設することに対する立法作業プロセスを加速し、軍と地方が統一的に計画し、協調的に発展する全体的な枠組みを逐次形成する。軍事力と各分野の力の総合的運用を推進し、軍と地方が共同で重大危機と突発的事件に対応する行動メカニズムを確立し完全なものにする。 国防動員の体制メカニズムを健全化する。国防教育を強化し、国民全体の国防観念を強化する。予備役の建設を強化し、予備役部隊の構造を最適化し、軍・兵種の予備役の力と支援保障任務を担当する力の比率を増加し、予備戦闘力の編成運用モデルを刷新する。国防動員の科学技術のレベルを高め、情報資源徴用の動員準備保障をしっかり行い、専門的保障人材の隊伍の建設を強化し、情報化戦争の勝利に適い、緊急事態への対応と戦争への対応が一体化した国防動員システムを構築する。
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