西安市で13日に開かれた、第6回中国衛星測位学術年次総会で発表された情報によると、中国の衛星測位システム「北斗」が国際海事機関(IMO)によって、世界3位の衛星測位システムとして認められた。人民日報海外版が伝えた。
中国は2014年に北斗地上強化システムの建設を開始した。同システムの竣工後、北斗システムは中国国内の利用者にデシメートル級測位サービスを提供し、一部の地域に対しては最高でセンチメートル級のサービスを提供する。中国衛星測位システム管理弁公室長の冉承其氏は、「中国は今年下半期、3−4基の新型北斗衛星を打ち上げ、次世代グローバルシステムの建設作業を着実に推進する。2020年までに北斗システムの全世界の測位精度を、現在の10メートルから2.5メートルに引き上げる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月14日 |