北京新空港の位置

北京新空港の建設が26日、いよいよ開始される。新空港の第一期工事は、2025年までに旅客数を7200万人とする目標が設定されている。人民日報が伝えた。

▽ターミナルビル70万平方メートル、駐機スポット82カ所

新空港はどこに建造されるのか。新空港の具体的な位置は、北京市大興区楡垡鎮と礼賢鎮、河北省廊坊市広陽区にまたがり、天安門の真南に当たる。直線距離で測ると、新空港から天安門までは46km、首都空港までは67km。新空港の完成後、現在運用中の南苑空港は完全に移設される。

新空港の大きさはどの位か。中国民航局の周来振・副局長によると、北京新空港は、大型国際航空ターミナルと位置付けられ、7本の滑走路が建設され、年間旅客数延べ1億人のニーズを満たすものと計画されている。新空港の建設は二期に分かれ、第一期については、2025年までに旅客数を延べ7200万人、貨物郵便取扱量を200万トン、航空機の発着回数を延べ62万回とする目標が立てられている。4本の滑走路と70万平方メートルのターミナルビル、その他の空港施設が建設され、ターミナルから遠くない82カ所の駐機スポットが用意される。