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月探査プロジェクト第3期、着陸安定性試験が成功

 

 

中国航天科技集団公司第五研究院はこのほど、月探査プロジェクト第3期着陸安定性試験の第1段階の試験に成功し、8種の状態・18種の活動環境における模型の着陸初期値パラメータ、着陸地点の地形、着陸地点の力学的パラメータが、月探査機「嫦娥5号」の着陸安定性に及ぼす影響を全面的に検証した。光明網が伝えた。

嫦娥5号の軟着陸の過程における姿勢と安定性をシミュレートするため、第五研究院は、地球の6分の1の重力環境をシミュレートする斜面を開発した。この斜面は、月面の岩などの各種障害物および着陸地点毎の摩擦係数を再現し、さらに2トン弱の模型の着陸による衝撃にも耐えなければならない。これは斜面の幾何的特性、強度、弾性率、表面摩擦などの指標に対して、厳しい要求を突きつけた。また、同試験で使われた複雑なロープ吊具は、模型の滞空時および投入時の高精度姿勢調整の需要を満たした。関連試験データは、嫦娥5号の着陸の安定性の分析に、設計上の参考材料をもたらした。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年5月12日

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