福田汽車の党委員会副書記と広報担当を務める趙景光氏は、北京市経済・情報化委員会が展開している「両化融合(情報化と工業化の融合)模範企業」シリーズ活動の現場で取材に答え、「ここ数年、北京市で新たに増加している新エネルギー商用車の9割以上は、弊社の製品が占めている。北京発の新エネルギー自動車メーカーである弊社が手掛けた新エネルギー車は、5500台を上回った」と述べた。北京商報が伝えた。
今年第1四半期(1-3月)、北京市で新たに生産された新エネルギー車は3223台、前年同期比で2.2倍となった。全市の自動車総生産台数に占める割合は0.6%と、同0.3ポイント上昇した。このうち3月1カ月の生産台数は2063台、前年同期比で3.3倍となっている。
中国工業・情報化部、国家発展改革委員会など7部門・委員会は昨年9月、「北京市、天津市、河北省の路線バスなど公共サービス分野における新エネルギー車普及方案」を発表した。これによると、2014年から2015年、同エリアの路線バスに、計2万222台の新エネルギー車を導入する計画だ。内訳は、北京市8507台、天津市6000台、河北省5715台。2015年末までに、同エリアの路線バスのうち、新エネルギー車が占める割合を16%以上とする。北京市経済・情報化委員会自動車処の朱暁竜・副処長は、「福田自動車の欧輝バス事業部は、クリーンエネルギーバスとEVバスの普及を推進しており、新エネルギー車市場でかなりのシェアを占めるまでとなった。北京市は現在、河北省と天津市の担当部門との間で、北京・天津・河北エリアでの福田自動車製エコカーのさらなる普及に関する協議を進めている」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年5月7日 |