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国防部、中国の軍事パレード実施に非難の余地はない

 国防部(国防省)の耿雁生報道官は4月30日の定例記者会見で「世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争70周年にあたり、中国側が各国の一般的なやり方を参照して軍事パレードを実施することに非難の余地はない」と表明した。

 ――米国家安全保障会議(NSC)のエバン・メデイロス・アジア上級部長はこのほど中国の抗日戦争勝利70周年軍事パレードについて「大規模な軍事パレードによって和解のメッセージを伝えられるだろうか。過去の傷を癒す助けになるだろうか。未来を展望するうえでプラスだろうか。われわれが望んでいるのは歴史を歴史とすることだからだ」と述べた。

 歴史は忘れてはならず、正義は広めなければならず、平和は守る必要がある。米側のその見解は間違っている。歴史を直視しなければ、歴史の二の舞を演じ、歴史の悲劇を繰り返す恐れがある。

 世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争70周年にあたり、中国側が各国の普遍的なやり方を参照して軍事パレードを実施することに非難の余地はない。われわれが軍事パレードを実施するのは歴史を銘記し、烈士を偲び、平和を大切にし、未来を切り開き、世界の平和を守る中国や各国の人々の決意と能力をはっきりと示すためだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年5月4日


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