「連休」となると、旅行やショッピング、友人や家族との食事など、「お金を使う」計画でいっぱいになり、結局は休む暇がほとんどないという人も多い。また、多くの人の計画がかぶるため、人気観光地は人の海へと変わり、鉄道のチケットは入手困難となり、高速道路は大渋滞と化すため、せっかく楽しみにしていた休みが逆にストレスを増大させるということも少なくない。旅行に出かけないとしても、さまざまな名目で友人や家族が集まり、逆に気を使うだけで疲れてしまうというパターンも多い。また、スーパーやショッピングセンターでは、さまざまなセールが実施され、必要でもない物を山ほど買ってしまうという人も多い。いずれにしても、時間やお金を無駄に使ってしまう。これらすべては、 「連休恒例」の「風景」と化している。 経済日報が報じた。
このような「風景」は、人々の連休に対するジレンマと虚しさを映し出している。休み明けなると、普段の疲れやストレスが解消されているどころか、逆に新たな負担と悩みが加わり、仕事にまで影響するというのが多くの人の本音だ。
「連休」になると、必ず遊びに出かけたり、旅行やショッピングに行ったりしなければならないというわけではない。リラックスし心を休ませる機会と見なすのはどうだろうか。連休は、リラックし、ゆっくりとできる計画にするのがいい。多くの企業が現在、休暇制度を整えているほか、公共の交通機関も一層便利になっているため、有給休暇や週末の休みなど、混雑しない日を利用して、旅行に出かけることもできる。もし、連休にしか旅行に出かけられないというなら、前もって、人気観光地でないものの十分に楽しめる旅行先などをよく計画しておくことができる。その他、運動したり、本屋や図書館に行き、読書を楽しんだり、家族や友人とゆっくり話したり、自転車でピクニックに出かけたりして、「充電」するのもいい。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月30日 |