改訂版の『中華人民共和国食品安全法』は24日に第12期全国人民代表大会常務委員会第14回会議で採択された。
新しい『食品安全法』は10章154条からなり、2015年10月1日から施行される予定で、2009年に実施された法律から50条が新たに加えられ、8つの面から制度を厳格化している。
一、 統一的な食品安全監督管理機関を改善し、食品医薬品監督部門の統一的な管理制度を実施
二、 もっとも厳格な監督管理制度を制定し、食品生産・経営者の責任と管理部門の責任を明確化
三、 予防を強調し、責任面談、リスク分散管理などの制度を増設
四、 食品安全の社会全体管理を実施し、マスコミ・消費者の役割を十分に発揮
五、 健康食品、赤ちゃん・幼児用食品などに対する監督管理を厳格化
六、 農薬に対する管理を強化
七、 農産品に対する管理を強化
八、 もっとも厳格な法律と制度を制定
広く注目される遺伝子組み換え食品について、新『食品安全法』には「遺伝子組み換え食品の生産・経営の場合、表示が義務付けられる」としている。
中国国際放送局日本語版 2015年4月28日 |