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米日に外野からAIIBにあれこれ言う資格はない

 

米日がAIIBに懸念を表明する根本的な原因は、なんといっても中国が別に一派をうち立て、新しい国際金融メカニズムを構築し、米日が主導してきたこれまでの国際金融秩序に挑戦状をつきつけるのではないかと懸念するからだ。言い換えれば、覇権を握り続けたいということだ。中国が発展を続けるのをみて、米日は焦り始め、気持ちの余裕がなくなり、中国を叩きたいという欲望に駆られている。だが実際には、米日の懸念は杞憂というものだ。中国は、AIIBは開放的で包容力ある多国間開発銀行であり、米日の参加を歓迎すると繰り返し述べている。中国が創設を呼びかけたAIIBは、米日が主導的な地位を占める既存の国際金融機関を補足する存在に過ぎず、これらに取って代わるものではない。AIIBを創設するのは、アジア地域で8兆ドル(1ドルは約119.9円)以上も足りないインフラ建設資金を補う手伝いをしたいからだ。ましてや中国はこれまで一貫して世銀とIMFを支援し、資金も提供し、既存の国際金融システムで建設的な役割を発揮しているのだ。

外野からあれこれ言うより、参加して建設的な役割を果たした方がいい。中国には、AIIBが世銀、IMF、ADBの有益な経験をに参考にし、長所を学び短所を補い、ひいては各方面が協力・ウィンウィンを達成できるプラットフォームに発展すると確信する十分な理由がある。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月23日

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