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習主席のパキスタン訪問・AA会議・バンドン会議出席でブリーフィング

 

外交部(外務省)は17日に国内外のメディアを集めたブリーフィングを行った。同部の劉振民副部長と劉建超部長助理(部長補佐)は、習近平国家主席がまもなくパキスタンを公式訪問するとともに、インドネシアでアジア・アフリカ会議(AA会議)およびバンドン会議60周年の記念イベントに出席することについて説明し、記者からの質問に答えた。

劉部長助理はパキスタン公式訪問について、「パキスタンは中国の重要な隣国であり全天候型戦略的協力パートナーだ。国交樹立からの64年間に、両国は高度な政治的信頼関係を構築し、全面的な協力を展開してきた。双方は平和五原則を常に遵守し、双方の核心的利益を相互に尊重し配慮し、誠実な態度で互いに助け合ってきた。現在、中パ関係は良好な発展傾向をみせている。両国トップの交流・往来は密接で各分野の互恵協力がスムースに進み、国際問題と地域問題で密接な協力とバランスを維持している」と述べた。

また劉部長助理は、「パキスタンは習近平主席の今年最初の訪問国であり、今回の訪問は中国国家主席の9年ぶりのパキスタン訪問でもあり、中国最高指導者の周辺諸国に向けた重要な外交活動であり、中パの二国間関係を新たなステージに引き上げるものであり、重要かつ深い意義を有する」と述べた。

劉副部長はインドネシアでのAA会議およびバンドン会議60周年イベントへの参加について、「1955年にスタートしたアジア・アフリカ会議の60周年および『アジア・アフリカ間の新型の戦略的パートナーシップ』の10周年を記念して、インドネシア政府は4月19日から24日にかけてジャカルタおよびバンドンの2カ所で『南南協力を強化し、世界の平和と繁栄を促進する』ことをテーマとしたアジア・リカAA会議とバンドン会議60周年記念イベントを行う。インドネシア政府はアジア・アフリカの109カ国と多くの国際機関の代表に参加を要請している」と述べた。

劉副部長は、「バンドン会議は歴史始まって以来のアジア・アフリカ諸国が自主的に開催した国際会議であり、画期的な意義がある。60年前、周恩来総理は代表団を率いてバンドン会議に出席し、『求同存異、一致に向けて話し合う』との精神に基づき、会議の成功に重要な貢献を果たした。会議で中国、インド、ミャンマーが提唱した平和五原則を土台とした『バンドン十原則』は、国際関係における基本原則になった」と指摘した。

また劉副部長は、「長年にわたり、中国は常にアジア・アフリカ協力の積極的な提唱者であり推進者だった。習近平主席は今回の会議出席によってアジア・アフリカ協力を推進し、アジア・アフリカ諸国の共同発展を促進しようとする中国の揺るぎない立場を十分に示した。会期中、習主席はアジア・アフリカ会議とバンドン会議60周年記念活動イベントに出席するほか、アジア・アフリカ会議で講演し、新たな情勢の下でのバンドン精神の発揚やアジア・アフリカ協力の強化について、中国の主張と立場を明らかにする。また会期中、習主席は関連国の指導者と二国間会談を行い、アジア・アフリカ協力のよりよい推進などについて意見を交換する」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月19日

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