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百度が自動車相乗り事業2社に投資

 

百度は13日、自動車相乗りソフトウエアを手がける51用車と天天用車に投資したことを明らかにした。業界の分析によると、タクシー配車の戦いに敗れた百度は、今年は自動車相乗り市場に参戦し、アリババ(阿里巴巴)とテンセント(騰訊)が手がける滴滴快の相乗りサービス業務に切り込む方針だという。「京華時報」が伝えた。

百度が投資する相乗り事業2社は事業モデルが似通っており、百度の投資のやり方もほぼ同じだ。51用車に対する最新のシリーズCラウンドの融資数千億ドル(1ドルは約119.8円)は、百度が率先し、セコイア・キャピタルやその他の投資機関が共同で行ったものだ。天天用車に行われたCラウンドの融資は、百度が率先し、セコイアが続いて行ったものだ。

この相乗り事業2社はこれからどのようにして差異化を遂げつつ発展するだろうか。51用車の李華兵最高経営責任者(CEO)は、「これから51用車は一連の自家用車向けリアルタイム調整システムを研究開発し、ヒッチハイク型相乗りによって路上を走る空車がないようにする。今後はLBS(位置情報サービス)などで百度との協力を深めていく」と話す。また天天用車は、「天天用車を有用で、面白くて、愛される相乗りサービスにし、シェア経済を実行していく」と強く訴える。

調査会社・艾媒諮詢の張毅CEOは、「百度の多方面の展開はテンセント・アリババ傘下の相乗り事業との競争での勝率を高めるのにプラスに働く。必要になれば今回投資した2社を合併させる可能性もある」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月14日

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