第6回中国映画監督協会年度グランプリ表彰式が12日に北京で挙行され、10部門別の大賞受賞者・受賞作品が発表された。人民日報が伝えた。
年度グランプリに輝いたのは「白日焔火」で、作品賞、最優秀男優賞、脚本賞の3賞を獲得した。婁燁(ロウ・イエ)は、「推掌」で監督賞を、路陽(ルー・ヤン)は「繡春刀」で若手監督賞を、許鞍華(アン・ホイ)は「香港・台湾監督賞」を、それぞれ受賞した。最優秀女優賞に輝いたのは鞏俐(コン・リー)、傑出した貢献を行った特別監督賞は「第4世代監督」の鄭洞天が受賞した。このほか、審査員処女作品賞に忻鈺坤の「心迷宮」が、審査員特別奨励賞に「親愛的」が、それぞれ選ばれた。
1992年に創立された中国映画監督協会は、映画監督の会員349人で構成されており、2005年から年度表彰を行っている。年度表彰は、監督の立場から映画作品を評価し、専門家としての権威を確立し、栄誉に満ち溢れた表彰奨励体制を築くことを目的としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年4月14日