北京市、天津市、河北省の共同発展という流れを背景として、北京市と河北省が共同で建設した「北京・滄州渤海新区バイオ医薬産業パーク」が11日に開園し、北京の製薬会社10社が入居して集中的に建設工事をスタートさせた。年内に工事が完了し、生産を開始する予定だ。
バイオ医薬産業は国が発展を奨励する戦略的新興産業だが、環境、資源、土地などの制約があることから、北京ではバイオ医薬産業の生産チェーンが飽和状態に近づき、早急に分散することが必要な産業の一つとなっていた。今年1月、北京市経済・情報化委員会と河北省工業・情報化庁は協力枠組合意に調印し、総額61億元を同パークに入居する北京のバイオ医薬企業22社に投入することを決定。河北が北京の企業数十社からなる「チーム」の移転を受け入れる初のケースにもなった。
北京・滄州渤海新区バイオ医薬産業パークは河北省滄州市の滄州渤海新区臨港経済技術開発区にあり、北京と河北が協力して共同建設し、共同管理し、共同でメリットを享受する初の専門的な産業パークだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月12日 |