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統計に隠された経済の目玉

■目玉3:イノベーションによる駆動が日増しに力強く

国家統計局の統計によると、中国の昨年の研究開発(R&D)支出は前年比12.4%増加した。これはGDPの2.09%に相当し、技術契約成約額は前年比14.8%増の8577億元に達した。世界知的所有権機関(WIPO)の統計によると、2014年に中国の特許申請受理数は92万8000件で、4年連続世界一だった。

専門家は「中国社会は日増しにイノベーションをコア・コンピタンスと見るようになっている。新常態下の中国では、イノベーション環境が最適化され続け、イノベーション投資が拡大し続け、イノベーションの成果の実用化が経済成長により力強い原動力を提供している」と指摘する。

■目玉4:貿易の発展が一層健全に

より優れた産業構造がもたらすより優れた製品、民生の持続的改善は盛んな内需を伴い、イノベーション水準の増強は中国企業の競争力をさらに高めている。こうした目玉は貿易がよりバランスの取れた、健全なものへと変わっていることに反映されている。税関総署の発表した貿易統計には注目に値する点が3つある。第1に、2014年の輸出入総額に占める民営企業の輸出入額は34.5%に達し、1.2ポイント上昇した。これは新常態下で中国の貿易の内生的原動力が一層強化されていることをはっきりと示している。第2に昨年、鉄道機関車、通信設備の輸出はいずれも10%以上伸び、バイオテクノロジー、航空宇宙、コンピュータなどハイテク製品の輸入はいずれも15%以上伸びた。つまり新常態下の中国は世界の分業の産業チェーンにおいてハイエンドへと進軍している。第3に消費財輸入は9362億7000万元で前年比14.9%増加。0.4%という輸入全体の増加速度を明らかに上回っており、新常態下の中国市場の強大な消費能力が世界経済回復の重要な原動力となっていることを示している。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年4月6日

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