3月31日はアジアインフラ投資銀行の創設メンバーとしての参加申請の最終日だった。同日午後6時現在、申請を提出した国は46カ国に上り、このうち30カ国はすでに創設メンバーとなっている。「新京報」が伝えた。

AIIBは中国が設立を呼びかけたアジア地域の新たな多国間開発機関であり、昨年10月に設立準備作業が始まり、第1期創設メンバーには中国、インド、シンガポールなど21カ国が名を連ねた。その後半年も経たないうちに、このアジア諸国によるアジアへの投資銀行は、まるで突然火がついたように人気を集めることになった。3月12日にはG7（先進7カ国）の英国、ドイツ、フランス、イタリアが相次いで参加申請を提出し、創設メンバーとしての参加の意向を明らかにした。その後、韓国、オーストラリア、デンマーク、オランダ、ブラジル、エジプト、フィンランド、ロシアなどが続き、申請国のリストはどんどん長くなっていった。

最終的に創設メンバーが何カ国になるかは4月15日までわからないが、これまでに申請を行った46カ国の力強いラインナップをみると、AIIBの魅力を十分に感じ取ることができる。

たとえば国際連合安全保障理事会の常任理事国のうち、中国、英国、フランス、ロシアの4カ国がAIIBに参加した。

G20（主要20カ国）では、中国、インド、インドネシア、サウジアラビア、フランス、ドイツ、イタリア、英国、オーストラリア、トルコ、韓国、ブラジル、ロシアの13カ国が参加した。

大陸別にみると、アジアから30カ国、欧州から12カ国、オセアニアから2カ国、中南米から1カ国、アフリカから1カ国が参加した。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年4月1日