26日に開幕したボアオ・アジア・フォーラムでは、「煙霧と健康」「水の安全と土壌汚染」「BRICS国家の裁判長対話 汚染対策:司法の力」など環境保護にまつわる議題が数多く設けられている。人民日報が伝えた。
フォーラム開幕2日前、中共中央政治局会議では「エコ文明建設の推進加速に関する意見」が審議・採択された。
この「意見」の中で、中国は初めて「緑色化」という方針を打ち出し、「新型工業化」「都市化」「情報化」「農業近代化」に加えて「緑色化」をともに推進しなければならないことを強調した。この変化は大きい。「意見」は、生産方式の緑色化や生活方式の緑色化を推進し、経済・政治・文化・社会の建設の各方面と全プロセスへとエコ文明建設を融合させる方針を打ち出している。
フォーラム開催間近に重要文書が公表されたことで、環境保護をめぐる話題はボアオ・フォーラムでも高く注目されている。
両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)からボアオ・フォーラムまで、環境保護問題は、中国の民衆の関心が特に高い話題である。中国が環境保護の面で行っている努力も、フォーラムでの討論を通じて、より多くの人に理解されることになるだろう。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年3月27日 |