(3)世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年
今年は世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年であり、中国は記念行事を実施する。崔大使は「中国の抗日戦争は反ファシズム戦争を構成する非常に重要な一部であり、中国はアジア戦線の主戦場であり、期間が最も長く、犠牲も最大だった。だが率直に言って、この点は現在もなお国際的にしかるべき賛同と重視を得ていない。今年の記念行事を通じてこの状況を変えたい」と述べた。
程大使は「戦争終結70周年は日本にとって1つの機会だ。70年前に戦争は終結した。だが日本はまだ重荷を背負っているというのが国際社会の一致した認識だ。この重荷を下ろせるか否かの鍵は日本自身にある。歴史を直視して初めて重荷を下ろし、未来志向で、相互信頼を構築することができる」と述べた。
(4)中米日三カ国関係の発展
崔大使は「われわれは特定の1カ国を敵または仮想敵とするのではなく、中米関係、中日関係、米日関係が促進し合い、過去の歴史にあったような大国間のゼロサム関係を回避することを希望する」と表明した。
程大使は「中米日三カ国間に前向きな相互作用の関係を構築すべきだ。私が日本で常に言うのは、米国を巻き込んで中国を封じ込める考え方はすでに時代遅れの冷戦思考であり、現在は前向きな視点で各国がいかに協力を展開し、相互信頼を強化するかを考えるべきだということだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月16日
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