〇外国人、中国での都市生活に「いいね!」
今回のランキング選出委員を務めた平安集団陸金所のGregory D Gibb董事長(会長)は、中国にやって来た理由について、「中国に来たきっかけとなったのは、中国が10年後に世界金融革新の中心となるという確信を持ったことだ。今後5年以内に、ニューヨークやロンドンの金融エリートが、インターネット金融という新たな分野で、中国が最も素晴らしい革新的発展をどのように進めていくかに注目するに違いない」と話した。また、中国で何をするかについて、同じく選出委員を担当した、民用航空機耐空能力評価が専門の中国商用飛機有限責任公司客員専門家の米国人Patrick Power氏は、「私は中国に来て非常にハッピーだ。改革の深化を推し進め、世界に向かう中国の様子を見て、私と同僚は、世界航空市場における中国商用機のコンセプト、ブランド、モデルを確立したいと思っている」とコメントした。
〇「中国に長く住みたい」外国人、3分の1超
長く中国に定住を希望する外国人は33.9%に上り、うち男性(38.8%)の割合は女性(25.6%)より10ポイント以上高かった。
年齢別にみると、年齢が高くなるにつれ、中国での定住願望が高まっている。40歳がひとつの分かれ目となっており、中国での定住を希望する割合は、40歳以上が40歳未満を大きく引き離した。50歳以上になると、中国での定住を希望する人の割合は45.2%に達した。一方、18歳から30歳の人の割合は21.9%と、2倍以上の差があった。
中国での勤務年数から見ると、居住年数あるいは勤務年数が長ければ長いほど、定住願望が高かった。中国での勤務年数が10年以下で定住を希望する人は20.5%であるのに対し、11年以上では61.4%に達した。
このほか、中国語力が高まるほど、定住願望が高いことも明らかになった。中国人とそん色ないレベルで中国語を操れる外国人のうち、半数以上(54.7%)は中国での定住を希望していた。一方、中国語はほとんどできない外国人の場合は17.9%にとどまった。
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