長崎鮮魚は輸出される前に、長崎県の輸出水産品に対する厳格な検査を受け、中国向け輸出水産物の原産地証明書と放射線物質検査の合格証明書を取得しなければならない。その後、中国市場に入る前にも、中国出入境検査試験検疫局で検査を受けなければならない。このような厳格な品質管理の施策が長崎鮮魚の安全性を保証している。また、長崎鮮魚は魚の質を保証するため、輸送過程でも独自の厳しい標準を設けている。たとえば、それぞれの魚の特徴に合わせて、包装の形状を変えるほか、包装の仕方にも工夫を加えている。また、輸送中は厳格かつ徹底した温度管理が行われている。曾氏は、「さまざまな努力を経て、長崎鮮魚は中国市場で、特に日本料理業界にとって唯一無二の地位を築き、いまや欠かせない食材となった。2015年の長崎鮮魚の売り上げ目標は200トン。その中でも、マグロの売り上げ目標は70トンとなっている。北京市場は長崎鮮魚の新しい成長源であり、北京消費者の食生活に彩りを加えていきたい」と語った。
また、説明会では、長崎の鮮魚や水産加工品を紹介したほか、長崎の調味料や酒、麺、陶磁器、飲料品などの質の優れた長崎物産の展示やマグロ解体ショーなど、長崎の物産の魅力を全面的に展示していた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月10日 |