中国の習近平国家主席は3月6日午後、第12期全国人民代表大会第3回会議の江西代表団のもとを訪れ、同代表団のグループ会議の審議に参加した。
経済成長はやや立ち遅れているが、江西省は風景が美しく、豊富な観光資源があり、「エコでの台頭」という発展構想を打ち出した。習近平主席はこれを大いに認め、環境は国民生活であり、青い山は美しく、青い空は幸福なものであると述べた。また、習主席は「目を守るように生態環境を保護し、生命と同じように生態環境を扱う必要がある」とし、生態環境を破壊する行為に対し、手加減したり、今回だけ認めるなどしてはいけないとも強調した。
一方で、習近平主席は「自然にも、政治にも美しい環境が必要である」とし、次のように話した。政治の浄化に力を入れ、清廉な政治を行なう良好な環境を作る必要がある。腐敗分子を厳格に処罰することは政治の美しい環境を維持するうえで必要なことである。党内に腐敗分子が隠れていれば、政治の環境が汚される。反腐敗闘争をしっかり推し進め、力いっぱい「腐った木」を抜き、「病気になった木」を治し、「曲がった木」をまっすぐにし、指導幹部に目を覚まさせ、警告し、警戒させる必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月7日