第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式が5日午前、人民大会堂で行われた。李克強総理は今年の取り組みの全体的方針で、次のように指摘した。
中国は統一された多民族国家であり、平等・団結・互助・調和の社会主義民族関係を揺るぎないものにし、発展させることは全国各族の人々の根本的利益であり、共通の責任だ。民族区域自治制度を堅持し、完全なものにし、発展を欠く民族地域への支持を強化し、人口の少ない民族の発展を支援し、辺境の産業振興と所得増加の取り組みを推し進め、少数民族の優れた伝統文化および特色ある町村を保護し、発展させ、各民族の交流と融合を促進する。西蔵(チベット)自治区成立50周年慶祝行事と新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立60周年慶祝行事の準備をしっかりと行う。各族の人々が親しく付き合い、心を合わせて協力し、調和的に発展して、中華民族の大家族は必ずや一層繁栄し、一層幸福で平安無事になる。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月5日 |