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全人代代表の郭啓勇氏、医師と患者の関係改善に向け提案を提出へ

中国では、医師と患者の関係緊迫化の問題が重視されており、医師と患者の衝突に関するニュースが頻繁に注目を集め、話題になっている。郭氏は、医師と患者の調和の取れた関係を構築する最も根本的な方法は、双方が「戦友」の関係を築くことだと考える。

「病気を共通の敵と見なすことで、医師と患者は戦友になれる。共に作戦を遂行した者は、最終的に勝っても負けても戦友であり、負けても敵にはならない」と郭氏。

郭氏は「いかなる職業にもミスの可能性はある。医療業界は、ありとあらゆる措置を講じて医療ミスの発生を防ぐ必要があるが、病院の医療サービスが理想的な治療効果をあげられなかったとしても、患者側はある程度理解しなければならない」と語る。

中国政府も近年、医師と患者の調和の取れた関係構築に向け努力しており、病院に対して医療サービスの意思疎通や患者のケアなど、ソフトパワーの向上を求めているほか、管理強化、制度改善、情報化による診療プロセスの改善、患者の診療体験向上などを要求している。また、中国の中央財政も引き続き地方への移転支出資金を拠出し、地方の各級政府も投資を強め、衛生情報プラットフォームの建設を推進し、患者の安全かつスムーズで、質の高い治療を保証し、診療体験を向上させている。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年2月28日

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