中央政府と地方政府のネット情報部門の推進の下、我が国の政府新メディアは空前の発展を遂げている。目下、我が国における政務関連の微博(ウェイボー)アカウントは24万に上り、政務関連の微信(WeChat)アカウントは10万を超え、政務アプリケーションが迅速な発展を遂げている。この「両微一端(微博と微信およびアプリケーション)」が政務新メディア発展の新たなモデルとなっている。
国家インターネット情報弁公室は6日、河北省石家荘市で政務新メディアについての意見交換会を開き、政務新メディアの応用や発展における課題などをめぐって意見が交わされた。出席した専門家からは、国レベルで政府主導の政務新メディアを構築することは容易なことではないという声が上がった。
政務新メディアの発展の現状を見ると、中央政府から一般市民に至るまで、影響力の大きなアカウントが多数登場している。
中央組織部の「共産党員」を代表とするアカウントは、中央政府レベルの政務新メディアの手本となっている。今日までに「共産党員」の読者数は600万を超えようとしており、その範囲は全国31省(直轄市、自治区)と香港・マカオ・台湾地域、および米国やフランスといった多くの国にまで跨がっている。国務院国有資産監督管理委員会の「国資小新」といった中央部門のオフィシャルアカウントも数百万の「ファン」を誇っており、全国の公安部門や最高人民検察院、最高人民法院、鉄道部門といった部門の政務新メディアの発展も非常に著しい。
北京の「平安北京」、上海の「上海発布」、遼寧省の「瀋陽新社区」といったアカウントも特色豊かで、地方政府の政務新メディア構築の方向性を示している。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年2月8日