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中国人漫画家、文化庁メディア芸術祭優秀作品賞を受賞

 

授賞式会場

マンガ部門の審査員を務めたマンガ家・犬木加奈子氏は、「この作品は、ストーリー面でも、構成面でも、完璧だ。海外の読者にとっても、非常に読みやすく、人の心をつかむ力を持っている。作者が使用したマンガの技法は、現在の日本の漫画家とは異なっている。以前は日本の漫画家も刷毛や絵筆を使ってマンガを描いていたが、この作品はこうした技法を復活させ、人々の心を温かく、ノスタルジックにさせる力がある」と語った。

各分野の優れた作品を奨励する目的で、1997年から開催されている文化庁メディア芸術祭は、アート、エンタテインメント、アニメーション、マンガの4部門で構成され、毎年、各部門から大賞1人、優秀賞4人、新人賞1人が選ばれる。同芸術祭は日本および世界各地域のメディア芸術作品の相互鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルであり、日本政府が選ぶメディア芸術作品の最も権威のある賞にあたる。

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