重度の大気汚染を受け、北京・天津・河北省は24日、共同で緊急対応措置を始動した。人民日報が伝えた。
北京・天津・河北環境大気質予警報センターは、24日から26日にかけ、北京・天津・河北の中南部地域で持続的な「重度汚染」および「深刻な重度汚染」が発生すると予報した。26日の正午前後には、北から南にかけて大気質は徐々に改善する見通し。この予報を受けて、北京・天津・河北および周辺地域の大気汚染対策協力チーム弁公室は、24日12時から26日24時にかけ、北京、天津、石家荘、廊坊、保定、唐山、ケイ台、衡水、邯鄲、滄州の各都市で同時に大気重度汚染の緊急対応措置を講じ、汚染物質の排出削減に取り組むと同時に、市民に自己対策を講じるよう呼びかけることを決定した。
北京市大気重度汚染緊急指揮部弁公室は24日12時に大気汚染黄色警報(重度汚染)を発表、各企業が汚染物質の排出削減措置を積極的に講じ、住宅建設部門が工事現場の砂塵を抑制し、市政・都市景観部門が道路の清掃を強化し、各区・県が管轄区内の対応措置を徹底し、監督・検査を強化するよう要求した。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年1月25日 |