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外交部、「ミャンマー北部で中国人多数が孤立」報道は事実でない

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は21日の記者会見で、ミャンマー北部の戦闘激化で中国人多数が取り残されているとの一部メディアの報道について、事実でないと表明した。

 ――現在のミャンマー北部情勢についてコメントは。ミャンマー北部の戦闘激化で中国人多数が取り残されていると報じたメディアがあったが、状況を教えていただきたい。

 友好的近隣国として中国はミャンマー北部地域の恒久的平和の早期実現を望んでいる。これはミャンマー国内の安定と発展に向けて良好な環境を築くうえでプラスであり、中国・ミャンマー国境地帯の長期安定・平和にもプラスだ。ミャンマーの関係各方面が衝突や摩擦の減少に努め、和平交渉を通じた溝の解決を終始堅持し、ミャンマー北部の和平プロセスを推進することを希望する。中国側はミャンマー側の意向に基づき、引き続きミャンマー北部問題で和平対話促進の建設的役割を発揮し、ミャンマー側と共同で中国・ミャンマー国境地帯の平和・安定をしっかりと維持する。

 ミャンマー北部の交戦地域で中国人多数が取り残されたと先日一部メディアが報じたことを、現地中国公館は大変重視し、共同作業グループをミャンマー北部地域に派遣して現地調査を行い、状況を調べ、事実関係を確認した。共同作業グループの差し当っての調査では、ミャンマー北部の戦闘激化で中国人多数が取り残されたとの一部メディアの報道は事実でない。われわれは引き続き状況を緊密に追い、事実関係を確認し、中国人の安全と正当な権益を守る。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年1月21日

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