李克強総理のスイス実務訪問について、李保東外交副部長(外務次官)が16日のブリーフィングで次のように説明した。
昨年7月に中国・スイス自由貿易協定が正式に発効し、両国関係の新たな一里塚となった。ちょうど今年両国は国交樹立65周年を迎え、両国関係は新たな発展のチャンスを前にしている。今回の訪問は国交樹立65周年記念行事の幕を開き、両国関係の着実な発展をさらに促すものとなる。
李総理のスイス訪問は就任後2回目であり、両国関係の発展を中国側が重視していることをはっきりと示している。李総理はソマルガ大統領などスイスの指導者とダボスで会談し、両国関係、各分野の実務協力、国際・地域問題について踏み込んで意見交換する。
李総理の今回のスイス訪問は両国の伝統的友情を揺るぎないものにし、実務協力を一層推進することを旨としている。訪問時に双方は金融、経済・貿易、科学研究、食品・薬品、人的・文化など各分野で重要な合意にいたり、金融協力分野を始めとする新たな協力の成果を発表する見通しだ。双方は自由貿易協定の各優遇政策の実行、国交樹立65周年行事の共同開催について踏み込んで意思疎通を図るほか、人的往来の円滑化でも新たな突破口を開く見込みがある。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月19日 |