世界中の都市や国々の生活情報を記録する世界最大のデータベース「NUMBEO」がこのほど、2015年版の世界生活コスト指数ランキングを公表。調査対象となっている119の国や地域のうち、生活コストが最も高いのはスイスだった。中国新聞網が台湾地区「中央社」の報道を引用して報じた。
「NUMBEO」では、各国の雑貨コストや交通費、外食費、家賃などを比較することができ、それらに基づいた消費者物価指数(CPI)も出されている。
世界生活コスト指数ランキングの上位5カ国のうち、4カ国が欧州の国だった。うち、トップのスイスのCPIが126.03ポイントで、以下ノルウェー118.59ポイント、ベネズエラ(南米)111.01ポイント、アイスランド102.14ポイント、デンマーク100.60ポイントと続いた。スイス、ノルウェー、デンマークは3年連続でトップ5入りとなった。
6位から10位は、上から順にオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、 クウェート、英国だった。
その他、日本21位、米国24位、中国大陸部82位、台湾地区54位、タイ87位、マレーシア88位だった。
CPIが最も低かったのは、下から順にインド、ネパール、パキスタンだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月19日