第18期中央紀律検査委員会第5回全体会議が12~14日に北京で開催され、王岐山氏が中央紀律検査委員会常務委員会を代表して行った活動報告を承認した。新京報が伝えた。
全体会議は2014年の党風廉政建設(清廉な政治を行う党風樹立)と反腐敗闘争の取り組みを総括し、2015年の任務について方針をまとめた。また、2015年に市級紀律検査委員会の議事調整機関の見直しを踏み込んで推進し、県および県以下の紀律検査機関の機能の位置づけ、活動方式、作風転換の問題を重点的に検討するよう要求。2015年の7大重点任務を次の通り明確化した。
(1)党内を厳格かつ規則に従って統制し、党の規律建設を強化する。
(2)規律検査体制改革を深化し、組織と制度の革新を推進する。
(3)主体責任を踏み込んで実行し、責任追及を強化する。
(4)中央八項規定の精神を踏み込んで実行に移し、「四風」(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの気風)を是正する。
(5)高圧的態勢を継続し、腐敗蔓延の勢いを断固として抑え込む。
(6)国際協力を強化し、逃亡犯を追跡逮捕し、不法取得資産を没収し、腐敗行為をした者を国内に連れ戻し、法の裁きにかける。
(7)監督責任を実行し、忠誠を尽くし、クリーンで、責任感ある規律検査・監察幹部を養成する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月15日 |