国防部(国防省)ウェブサイトによると、日本防衛省は中谷元防衛大臣が1月5日に防衛省職員と自衛隊に向けて発表した年頭の辞をこのほどウェブサイトに掲載した。中国軍の顔に泥を塗り、批判する内容だ。
国防部報道事務局はこれについて「中国は一貫して平和的発展路線を堅持し、防御的国防政策を遂行している。東中国海防空識別圏の設定は中国が主権国家として有する権利だ。関係海空域での中国軍の活動は完全に正当かつ合法であり、中国側は日本側が濡れ衣を着せようと捏造したいわゆる『射撃管制レーダー』についてとうにはっきりさせたうえ、日本軍機の危険行為の確実な証拠を公表した。日本防衛当局の指導者は事実を顧みず、古臭い主張を再び持ち出し、『中国の軍事的脅威』を言い立てた。中国側はこれに断固たる反対を表明する」と表明した。
国防部は「中日双方は少し前に中日関係の扱いと改善について4つの原則的共通認識にいたり、両国関係は改善の第一歩を踏み出した。日本側は約束を誠実に守り、4つの原則的共通認識の精神を順守し、問題を適切にうまく処理するべきであり、中日関係の改善を妨げる雑音を発してはならない」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月13日 |