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2014年科学10大デマが発表、床暖房で白血病に?

「2014年科学10大デマ」ランキングが5日に発表された。同ランキングは、中国科普作家協会科技伝播専業委員会、中国晩報科学編集記者学会、上海科技伝播協会の支援を受けて、北京市科学技術協会、北京地区ウェブサイト連合デマ情報打ち消しプラットフォーム、北京科技記者編集協会が共同で発表した。人民網が伝えた。

専門家はランキングの1位になった「床暖房が放射線を発生させる」について、「床暖房は床下に配管や配線を均等に取り付け、熱放射の原理によって暖房効果を出している。自然界における物体のすべてが空間に熱放射を出しており、同時にその他の物質の放出した熱放射を吸収している。こうして物体間の熱の伝達が可能になっている。この放射には化学物質が含まれず、人体に無害だ」と指摘した。

熱放射が白血病を引き起こすというデマについても、これを裏付けるデータと論文がない。床暖房が白血病を引き起こすというならば、室内の装飾材に含まれる揮発性物質の可能性しかない。複合フローリングの接着剤には揮発性のホルムアルデヒドが含まれ、室温が高まるにつれ揮発が激しくなり、健康を損ねる恐れがある。しかしこれは床暖房の放射線とは何の関連性もない。

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