日本の明仁天皇は1日、新年にあたっての感想を宮内庁を通じて文書で公表した。それによると今年は第2次世界大戦終戦70年の節目に当たることから、「この戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思う」と述べた。
天皇は更に感想文の中で、「本年は終戦から70年という節目の年に当たる。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものだった。この機会に、この戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っている」と述べている。
中国国際放送局日本語版 2015年1月4日 |