中国商務部(省)の沈丹陽報道官は、16日午前に開催された定例記者会見において、2014年1月から11月に新たに設立された外資系企業は前年同期比4.2%増の2万1296社、同時期の実行ベース外資導入額(銀行、証券、保険分野のデータを除く、以下同じ)は同0.7%増の1062億5千万ドル(約12兆6700億円)だったことを明らかにした。11月だけで見ると、新たに設立された外資系企業は前年同期比8.6%減の2057社、同月の実行ベース外資導入額は同22.2%増の103億6千万ドル(約1兆2400億円)。中国経済網が報じた。
対中投資を行っている主要国・地域の投資状況は、全体的にほぼ安定していた。1月から11月までの実行ベース外貨導入額については、上位10カ国・地域(香港、シンガポール、台湾、日本、韓国、米国、ドイツ、英国、フランス、オランダ)の投資総額が1000億1000万ドルで全体の94.1%を占め、この割合は前年同期比1.9ポイント上昇した。このうち韓国からの対中投資額は、同22.9%増の35億9千万ドル(約4300億円)、英国からの対中投資額は同28%増の12億5千万ドル(約1500億円)と、両者の伸びが目立った。日本からの対中投資額は、同39.7%減の40億8千万ドル(約4900億円)、米国からの投資額は同22.2%減の24億6千万ドル(約2900億円)。このほか、EU28カ国からの対中投資額は、同9.8%減の61億7千万ドル(約7400億円)、アセアン諸国からの投資額は同23.6%減の58億7千万ドル(約7千億円)だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月19日 |