子供関連の消費は一般家庭の収入の30%を占めるが、児童消費層はまだそこまで重視されていない。北京市文化芸術委員会委員の馬昕氏が提出した「首都における児童向け文化クリエイティブ産業についてのいくつかの思考」によると、2010年北京市常住人口のうち、0歳から14歳の児童人口は168万7000人、新生児は2012年に20万人に達し、子供関連の消費は一般家庭の収入の30%を占める。
このデータと比べ、中国の児童向け文化クリエイティブ産業の商品力の脆弱さは明らかだ。例えば、中国の子供が最も好きなアニメのうち、日本アニメが60%、欧米アニメが29%を占める。
馬氏は、「現在の児童文化クリエイティブ商品には、欠けている要素がある。例えば、子供の心をつかむ魅力に欠ける、関連商品が充実していない、産業チェーンが未整備であるなどだ。中国の児童文化クリエイティブ産業は、依然として規模拡張の初歩段階にある。(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年12月18日