映画・アニメ・漫画は海外製、観光・ゲームは国内製が人気
中国人民大学と中国文化部(省)文化産業司の共同主催による「文化中国:中国文化産業指数発表会」がこのほど北京で開かれ、2014年「中国省市文化産業発展指数」および「中国文化消費指数」が発表された。関連データから、中国における地域文化産業の総合的な発展すう勢は基本的に変わっていないことが判明した。文化消費の全体的レベルは昨年よりやや高まり、このうち文化消費環境、文化消費願望、文化消費の水準はかなり高まったが、文化消費満足度は逆に低下した。これは、文化製品のクオリティに対する人々のニーズがいっそう高まったことを示している。
調査研究によると、政府による文化消費手当の給付方法ではどれが最も好ましいかとの質問に対し、消費者の多くが100元から200元(約1900円から3800円)の価格帯のプリペイドカードの配布を好む傾向にあった。
製品の海外製・国内製の別でみると、映画およびアニメ・漫画のジャンルでは海外製が好まれる一方、観光・ゲーム製品は国産・国内に人気が集中した。最も人気が高い五大業界は順次、映画、テレビ・ラジオ、書籍・定期刊行物・雑誌、ネット文化活動、文化観光。最も消費額が高い五大業界は順次、観光、書籍・定期刊行物・雑誌、映画、アミューズメント活動、ネット文化活動だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月16日 |