「現在、中日関係は困難な時期にあるが、両国の囲碁界の交流は良好。世界において、囲碁の影響力は弱まっており、小さな輪の中で発展するだけなら、その現実を変えることはできない。そのため、中日両国を含め、世界的な囲碁交流を積極的に展開し、囲碁の魅力を世界中に発信しなければならない。囲碁を通じてさまざまな言語の人々が集まり交流するなら、さまざまな国の間の相互理解が促進される」と孔さん。
孔さんは4年前から、日本の棋士が中国の囲碁トーナメントに参加するよう計画するなど、中日両国の囲碁交流を積極的に促進している。そうすることで、日本の棋士にとっても、腕を磨く良い機会となっている。11年、孔さんは公益財団法人・日本棋院の「日中交流特命棋士」に就任した。そして今年11月、「中日韓大学生囲碁交流活動」を企画し、中日韓の大学生80人が東京で囲碁交流活動に参加した。同活動は中日韓の各界の好評を博した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月9日 |