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書評『習近平 国政運営を語る』

大都市のスモッグに対する処置は重要な課題だ。二酸化炭素のスモッグをもたらす原因は複雑に絡み合っており、複数の対策措置を同時に、大規模に投入する必要があり、一般庶民へのエネルギー供給や彼らの収入に影響を与え、また国家の気候政策にも影響してくる。地球の温暖化阻止の掛け声を前にして、中国は傍観者になり続けることはできない。

 絶えず強まる高齢化も中国が直面するもう一つの深刻な問題である。高齢化は都市化にともない急激に進行しており、全国的な老後保障がまったなしとなっている。同時に、中国では一人っ子政策が見直しを迫られている。中国の戸籍制度も早急に調整を要する。

 今日中国を訪れる人は、中国が同時に多くの仕事を推進していることに気づくだろう。農民労働者の権利はより保障されるようになり、より大きな高収益の農業企業が現れた。もし40年前の毛沢東時代を経験してきて、あの当時の状況と今日の中国とを比較したなら、今日の中国公民の発展空間、自由、さまざまな権利など、すべてが尋常ならぬ広がりを獲得したことが分かるだろう。

 疑いもなく、中国は伝統と現代化の調和ある共存を実現した。2500年にわたり、中国人は常に儒教の理性倫理学を信奉してきた。20世紀初頭までの少なくとも1000年以上のあいだ、中国は封建官僚に統治され、儒教思想は中国の指導的思想であった。中国共産党は1949年に政治を執るようになると、まず儒教思想を排除した。しかし、今日の中国では、事実上中国人とは切っても切れない儒教思想がまさに回帰しつつある。習近平主席の儒教思想についての説明は、中国の日増しに強まる文化的自信をはっきりと示している。中国のような大きな国では、国家の凝集力が非常に重要である。ただし、民族主義に頼ればかえってその害をこうむるだろう。なぜなら、それは不本意な危機、甚だしきは戦争を引き起こす可能性があるからだ。そして、悠久の歴史をもち内容豊かな中華文明のほうが、より中国人の自信と自覚を強めることができるからだ。実際、中国5000年の文化の中には帝国主義的発想はいささかも見出すことができない。中国はずっと和を貴しとしてきた。一例をあげれば、中国の歴史に記載のある15世紀の航海家鄭和将軍は、海上の優勢を握っていたにもかかわらず、武力を濫用することはなかった。

 第二次大戦後、西欧諸国は中国に対して徐々に比較的理性的な態度をとるようになった。ユーラシア大陸はまず経済の分野でしだいに接近を果たした。今では、EUは中国の最大の貿易パートナーであり、中国はEUの第二の貿易パートナーである。中国・ドイツ関係も有史以来最も良好な時期にある。

 しかし、私がずっと残念に思っていたのは、中国の上層指導層の欧米に対する理解のほうが常に欧米の中国に対する理解より多いということだ。習近平主席のこの新しい著作の刊行はこのような現状を変える有益な試みの一つである。本書は外国の読者に、中国の指導者がどのような哲学に従っているのか、中国の向かう方向はいかなる戦略方針に基づいているのかを教えてくれる。これで、世界はよりよく中国の発展、特に中国の内政・外交政策を調べ、理解することができる。習近平主席は中華民族の復興という中国の夢を実現することを希望している。中国はそのためには必ず自らの道を見出し、再び世界の強国とならねばならない。このような本は外国の読者が客観的、歴史的、多角的に中国を観察し、よりよく中国を理解し、より全面的に中国を認識する助けとなる。欧米諸国はたびたびせっかちになって、中国および中国の指導者の面前で教師の役目を演じようとする。人に教えようとするこうした態度は往々にしてその傲慢さゆえに壁に突き当たる。欧米諸国はもう少し気を利かせて一歩退き、公平な競争に役割を委ねるべきなのかもしれない。

『北京週報日本語版』2014年12月3日

 

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