香港特区政府は1日、計画的、組織的に警察側防御線に暴力的に突撃し、政府本部庁舎を包囲、龍和道を封鎖するなど法規を無視し、公衆の安全を脅かした不法集結者の暴徒行為を、最も強い言葉で非難した。
11月30日夜、暴徒は計画的に警察側に物を投げつける、強い光を照射する、消火器を噴射するなどし、挑発と罵倒を続け、警察側防御線への突撃を煽動した。事態の一層の悪化を防ぐため、警察側は果断な行動を取り、関係者を追い払い、逮捕した。だが過激なデモ隊は警察側の警告を無視して、防御線への突撃を続けた。これにより警察側の11人が負傷。警察側はこれまでに40人を逮捕した。
報道官は「最近の複数の世論調査によると、圧倒的多数の市民は占拠者が速やかに退去し、道路の封鎖を止めることを望んでいる。だが当該団体は民意に背き、社会秩序の破壊を拡大し、香港市民全体の利益を犠牲にしている」と表明した。香港特区政府の黎棟国保安局長は「暴力的突撃は平和的集会の範疇から完全に逸脱しており、どの政府でも容認できない行為だ」と表明。梁振英行政長官は「政府と警察側はずっと我慢して譲歩し、排除によって衝突が起き、流血の事態となることを望まないできた。警察側が我慢して譲歩し続けてきたことを、弱腰あるいは占拠事件を処理する力がないことと受け止めてはならない。政府と警察側には法規を守り、社会秩序をできるだけ早く回復する責任がある」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月2日 |