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外交部、中露安全保障協力は第三国を標的にせず

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で、最近の中露による長期的な安全保障協力を「アジア版NATO」へと向かっているものだとするメディアがあることについて、「中露関係は平等、信頼、相互支持、共同繁栄、世々代々の友好を基礎に築かれており、非同盟、非対立であり、第三国を標的にしていない」と表明した。

 ――最近の中露による長期的な安全保障協力を「アジア版NATO」へと向かっているものだとするメディアがあることについてコメントは。

 中露関係は平等、信頼、相互支持、共同繁栄、世々代々の友好を基礎に築かれており、非同盟、非対立であり、第三国を標的にしていない。中露関係が発展を続けている生命力と活力はここに由来する。最大の隣国、安保理常任理事国、包括的・戦略的協力パートナーとして、中露両国は国際社会と共に安全保障を含む各分野で良好な協力を展開している。これは両国および両国民にとってプラスであり、世界と地域の平和・安定・発展の促進にもプラスだ。中国側は一貫して軍事グループの構築と拡大に反対し、世界で勢力範囲を分け、対立陣営を組むことに反対し、共通の安全保障、総合安全保障、協調的安全保障、持続可能な安全保障を提唱している。われわれは各国と共に、平和が永続し、共に繁栄する、調和ある世界の構築を推し進めることを望んでいる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年11月28日

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