カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング社の2014年8月期連結決算によると、売上高は21%増の1兆3829億円となったが、純利益は28.7%減の745億円に落ち込んだ。同社は、「グローバル事業、特にGU事業、セオリー事業の拡大を続ける」と表明した。同社の看板ブランドであるユニクロは急成長を維持した。同社は、「中華圏には最高の発展のチャンスがある」と称した。北京商報が伝えた。
ユニクロの業績は安定しており、日本での売上高は4.7%増の7156億円、営業利益は11.6%増の1063億円だった。そのうち海外ユニクロ事業が急成長し、売上高が64.7%増の4136億円に、営業利益が165.1%増の329億円になった。この成長は、店舗数の急増によるものだ。海外ユニクロ事業の店舗数は8月末時点で187店舗増の633店舗に達し、そのうち374店舗(83店舗は新設)は中華圏。ファーストリテイリングは、「ユニクロのグローバル事業にとって最も重要な問題は、依然として店舗開設のペースだ」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月27日