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習主席と李総理が今年26カ国訪問 腐敗対策が重要議題に

 

習近平国家主席はG20首脳会議出席、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー公式訪問、太平洋島嶼国首脳との会談を終えて、昨日帰国した。京華時報が伝えた。

習主席は今年2月、ソチ冬季五輪開幕式出席のため訪露した。習主席は2年続けてロシアを最初の訪問国に選んだ。習主席と李克強総理は今年計11回外遊し、70日間に26カ国を訪問した。このうちロシアとドイツは2回訪問した。また、国際会議議長国のホームグラウンド外交として、習主席と李総理は各国・地域の首脳と中国国内で会談した。

■腐敗対策が外交の重要議題に

習主席のオーストラリア、ニュージーランド訪問では、司法、法執行、逃亡犯逮捕、不法取得資産没収、汚職取締り分野の協力が重要な協力として挙げられた。APEC会議後の習主席とオバマ米大統領との対話でも、米側は逃亡犯逮捕、不法取得資産没収分野での対話、協力の継続に同意した。

中国人民大学国際関係学部の時殷弘教授は「汚職取締りは世界各国が共通して抱える難題であり、国際協力の強化が非常に必要だ。中国とオーストラリア、ニュージーランドとの腐敗対策協力は、中国自身の腐敗対策にプラスだし、腐敗対策の国際的司法・情報協力にもプラスだ」と指摘した。

公安部(公安省)は今年の夏、「猟狐2014」活動を始動した。これは過去最大規模、最強の海外での逃亡犯逮捕、不法取得資産没収活動であり、開始から4カ月余りに、米国、カナダなど56カ国・地域で海外逃亡犯288人を捕まえた。

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