中国人民解放軍国防科学技術大学が21日に発表した情報によると、同校が開発したスパコン「天河2号」は、世界スパコン格付機関「TOP500」のHPCG(High Performance Conjugate Gradient、スパコン性能評価の新しい指標)ランキングで1位に輝いた。人民日報が伝えた。
同機関が先日発表した第44回世界スパコンランキングTOP500で、天河2号は再び首位に輝き、4連覇を成し遂げた。天河2号はこの二つの世界スパコンランキングでトップになり、中国のスパコンが世界トップの地位を維持していることを示した。
天河2号は同校が担当し完了した国家ハイテク研究発展計画(863計画)、「核高基(重要電子機器、ハイエンドチップ、基礎ソフト商品)」国家科学技術重大特別プロジェクトで、昨年11月に国家スパコン広州センターで稼働開始し、国内外のユーザー向けに開放された。約100件の国家重大科学技術プロジェクト、国際協力プロジェクトが天河2号を利用している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月24日 |