中国中央気象台は7日午後、警報としては3番目に強い、大気汚染が原因の「煙霧」の黄色警報を発令した。今秋、同警報発令は初めて。北京や天津、河北省は再び、煙霧に覆われることになる。
同気象台の予報によると、7日の夜から8日の日中にかけて、北京の東南部や天津の西部、河北省の中南部、山東省の西北部、河南省の中北部、陝西省関中(渭水盆地の西安を中心とした一帯)などの一部の地域で、中度の煙霧が発生し、局地的に深刻になる可能性もある。また、8日早朝、中東部の大部分の地域で薄い霧が発生し、華北(中国北部)、黄淮(黄河以南、淮河以北)北部などでは局地的に深刻な霧になると予想されている。
現在、中国の中東部にある寒気は弱く、大気が拡散しにくい状況であるため、今回の煙霧は11日まで続くと見られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月8日 |